「SWAN」大人買い
仕事のことあれこれ考えてまた眠れないので、起き出してきて書いてます。
責任の重さをまだ受け入れることができません。
覚悟を決めてやらなくちゃいけないな、と思ってはいるのですが、家庭のこともちゃんとやっていきたいから、あまりのめりこみたくないなとも思う。割り切って、時間をとられすぎないようにしたいなと思う。でも、結局夜こんなふうに眠れなくなっちゃってたら、どっちも中途半端でいいことないんだよね。
どっちも大事なんだから、どっちもがんばるしかありません。
時間は割り切って考えるけど、その場その場でベストを尽くしていこうと思う。
そんな中で、買ってしまいました。「SWAN-白鳥」有吉京子。
全14巻、一気に大人買いです。
いやー、堪能しました。すっごく絵がきれい!あまりの美しさにびっくりした。
わたしが、「バレエってほんとに美しい」と思うその美しさそのまんまなの。
瀬戸秀美さんの写真を見たときに感じる躍動感とか臨場感と同じものがある。
何人かのバレエをよく見ている人たちが解説をしているのですが、みんな同じように、生のバレエを見るときと同じ感動がある、と言っています。
わたしもそう思った。
これってすごいことではないでしょうか。
それは写真のように見たまんま、ということだけではないんだよね。
目の前で繰り広げられるバレエを見て心の中に高まってくる思い。
その感情さえもが、作品の中に存分に表現されているからなんだと思う。
いろんな作品がていねいに解説されており、とても勉強になります。
特にモダンの作品については、そういうものなのかーと圧倒されました。
これからいろいろ鑑賞していくのにガイドブックとして大変参考になります。
でもまあ、多分クラシックが好きだけどね。
そういえば、ムスメのバレエの発表第1弾が先日終わりました。
「4羽の白鳥」。よくがんばりました。
ここだけの話ですが、ひとりめちゃくちゃ下手な子がいて、他の3人はかわいそうなんですけど、誰も文句言わずにがんばっています。えらい。
もっと本格的にやらせてやりたいなあ、と思うことがないわけではありません。
でも、やっぱり無理なんだと思う。
バレエってお金持ちじゃないとできないんだよ。
月に何十万何百万単位のお金が出せる余裕がないなら、踏み込むべき世界じゃないのだと思っています。
ムスメのバレエはそういう本物のバレエの世界とは別物ですが、わたしはムスメの踊りが大好き。バレエって踊ってうまく動く身体的なものだけではなく、精神をきれいにして高めてくれるものだと思います。
心が美しく育っている、それだけでも価値があると思うの。
分相応にやっていきたいと思います。