三浦しをんさん
「小説新潮」3月号の特集は「女が女を描くとき」というテーマなのですが、川上弘美、姫野カオルコ、三浦しをん、有吉玉青、柴田よしき、長谷川純子、西加奈子、畠中恵(敬称略)とほんとにみんな面白かったです。スゴイ。奇跡のようだわ。
中でも三浦しをんさんのがすごくよかった。急いで既刊の本を図書館で予約しました。なんかね、バランスが絶妙なんだよ。普通さと奇妙さのバランスというか、リアリティとファンタジーのバランスというか、甘さと苦さのバランスというか、シーソーとか天秤がどっちかに傾きそうで〜でもやっぱり傾かなくて〜、みたいな感じでね。その感じがぎゅーっとわたしのツボを押してきて「ああ、そこそこ〜」って。何言ってるかわかりませんね。またいろいろ読んでから書いてみます。