DIVE!!と夜回り先生

 「迷宮百年の睡魔」(森博嗣)と「麦の海に沈む果実」(恩田陸)を読もうと
努力する。むむむ。
 どうにものってこないので、「DIVE!!1」(森絵都)を読むことにする。
 絵都さんは、以前に「カラフル」をムスメに借りて読んだ。
 不器用な人間を描くのがうまいな、と思った。
 話をこぎれいにまとめようとしてないところがいいです。
 「DIVE!!」では夏陽子というコーチの憎たらしさに期待大。
 「ケツの穴の小さい男ね。わたしたちのめざすのはオリンピックよ」
  いいですね。生意気なスポーツ野郎(女だが)、大好きなんだよね。
 おもしろいといいな。

 
 「夜回り先生」のドラマ、どうでしょう。
 妻と娘が出てくる設定がしっくりきませんが・・・。
 「ドラッグ世代」(水谷修)を最近読みました。
 「自分のことしか考えない。また、今のことしか考えない。他者は、彼にとって

まったく関係のない存在であり、未来は、作るものではなく、勝手にやってくる
ものであると考えている。必死に生きなくても、そこそこの暮らしができるこの
時代を冷めた目で見やりながら、今を遊ぶ。夜の町を遊び、他人の心をもて遊び、

クスリをも遊ぶ。」
 こういう若者が1番こわいと水谷さんが書いています。
 わたしもそういう人は、とてもこわい。こわいです。