先生のはなし

 仕事が休み。たくさん本を読もうとわくわくしてたけど、たくさんたくさん
寝てしまって、ちょっとしか読めなかった。いつも起きて働いている時間に、
こうも眠りこけることができる自分に感心する。
 
 「図書館の神様」、読了。
 最後まで、主人公の女の人を好きになれなかった。身近にいたら、仲良くは
なれないだろうな、って感じる。
 だけど、この小説をきらいなわけではありません。
 最後まで読むと、表紙の絵がどのシーンを描いたものかわかる。とても、いい
絵だなって思いました。小説の世界をまんま表している絵、です。
 主人公は先生です。これは先生のはなし。
 国語の先生なんだけど、学生時代、ほとんど本を読んだことがないの。
 でも、なんだかいい感じの先生になっていく。国語なんておもしろくない生徒
たちの気持ちがよくわかるからだね。
 多分そういう、苦労してない感じがやなのかもしれないな、わたし。
 やっかんじゃうんだよね。実際は苦悩を抱えた人物なんだけど。
 作風が、川原泉のまんがに似てる感じがしました。 

 
 「石の猿」、読み始めました。こういう本のほうが読んでいて精神的に休まる
ことに気付く。ライムとサックスはどうなるかしら。

 
 これから、家族で「金八先生」を見ます。